キュアリングオイル

キュアリングとは

オイルを温めることで不純物が取り除かれ、抗酸化作用も上がりごま油が本来持ってる熱の質が高まり 皮膚への吸収率も高まって浸透しやすくなると言われています

 

アーユルヴェーダで使われる基本のオイル”セサミオイル”のキュアリング方法

 

アーユルヴェーダにおける日々の習慣 ”ディナチャリア” (1日の過ごし方)でも使用するオイル

毎朝のオイルうがいやマッサージなどで使っていきます。

 

まずは色のついていない白いごま油(セサミオイル) ”太白ごま油”を用意します。(近くのスーパーやネットなどですぐに手に入ります)
作り方は”太白ゴマ油”をお鍋で温めて保存するだけ。
この工程を”キュアリング”といいます
一旦、オイルを温めることで不純物が取り除かれ、ごま油が本来持ってる熱の質が高まり 皮膚への吸収率も高まって浸透しやすくなると言われています。 インドのごま油に比べると日本のオイルはすでに濾過し加工されているので 日本のオイルはサラサラしていると言われていますがよく浸透させるためにキュアリングをするのがお勧めです

 

作り方

 

  1. 白ごま油を鍋に入れ、弱火で温める
  2. 白ごま油が80-90度になったら火からおろし自然に冷まします。
  3. 120℃まで上がらないように気をつける
  4. 保存瓶に移し、しっかり蓋をして完成。

 

*作る際、油はすぐに温まるので温度が上がりすぎないように注意しましょう。
*温度計などを使用して75〜80度くらいになったら火から下ろし様子を見ます。火を止めても10度〜温度は上がり続けます。

 

使い方は、、、

日々の習慣 ”ディナチャリア”では
毎朝のオイルうがいやマッサージはこのオイルを使用しています。 真夏はココナッツオイルもいいと思います
お風呂に入る前に頭のてっぺんからつま先までオイルマッサージをするのもオススメです
私はそのセサミオイルにラベンダーなどのアロマオイルを数滴垂らし、遮光瓶に入れてお風呂場に常備して足や耳周り、時間のある時は頭頂から頭全体〜全身をマッサージしています。
オイルうがいや鼻の穴に垂らすのはペパーミントの精油を混ぜて使っています
秋冬のヴァータが高まり乾燥する肌には 
乳液がわりにフローラルウォーターとアロマを垂らしたこのセサミオイルでケアするのもお勧めです
基本的にセサミオイルはすべてのドーシャ(体質)に使えますがアーユルヴェーダではその人自身や季節によりに体質が変わり色々合う合わないがある時もあります
顔に塗っても吸い込まない人もいたりします。
注:真夏の時期など暑い季節にマッサージなどで使用すると体質的に赤い発疹が出たり、痒くなるタイプの人もいますので注意が必要です
 
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