アーユルヴェーダの食事学

以前、アーユルヴェーダの理論を書きましたがここでもう一度簡単に説明すると、、

アーユル=生命、ヴェーダ=知恵、科学を意味し、インドでは何千年も前から受け継がれている医学です。医学といっても体の悪いところを治す対処療法ではなく人が生まれてkらの本来の寿命を全うするための哲学で予防医学の側面を持ちます。基本的に3つのドーシャのエネルギーに分けて考えていきます。ヴァータ(空、風)ピッタ(火)カパ(地、水)のバランスを整えるためにそれぞれの体質によって食材や食べ方の食事法、季節や日々のライフスタイルの暮らし方のコツなどもあります。ヨガとは姉妹科学ともいわれあーゆるヴァーだとヨガはどちらも心と身体を整えていきます。

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アーユルヴェーダの食事学

その土地、その季節のものを新鮮な状態でいただく。食べたもので体は作られ、マインドにも関わってくるという考え方はマクロビオティックの「身土不二」や『医食同源』などとも同じことです。

アーユルヴェーダは6味と呼ばれる、甘味、塩味、酸味、辛味、苦味、渋味、これらを全て味わうことでドーシャのバランスが整います。 食べ物がどんなエネルギーを持っているかで心の質も変わってきます

 

食の基本

    • 適量を食べる
    • 食べすぎない(腹8分目)
    • 6味が揃っている
    • 空腹になってから食べる
    • ながらではなくちゃんと味わう
    • 穏やかな気持ちでゆっくり食べる
    • 新鮮で作り立てのものを食べる
    • ドーシャやトリグナ、質を意識する
    • 食後の過ごし方
    • 五感を喜ばせる
    • 食べ合わせにも注意

 

ラサ 味

 

6味とドーシャへの作用

Vata Pitta Kapha 効能 摂りすぎた場合
甘味 冷性 ⬇︎ ⬇︎ ⬆︎ 身体を作る、神経を落ち着かせる 毒素’粘液が増える、肥満、呼吸器トラブル、カパ性疾患
塩味 温性 ⬇︎ ⬆︎ ⬆︎ 消化力を上げる、身体を柔軟にする 関節系トラブル、皮膚病、浮腫み’しわ、ハゲやすい、インポテンツ、カパ性疾患
酸味 温性 ⬇︎ ⬆︎ ⬆︎ 消化を刺激、渇きを癒す、循環促進 体に熱がこもる、痒み、化膿、老ける、ピッタ性疾患
辛味 温性 ⬆︎ ⬆︎ ⬇︎ 消化を刺激、循環促進 熱がこもる、喉の渇き、衰弱、立ちくらみ、ピッタ性疾患
苦味 冷性 ⬆︎ ⬇︎ ⬇︎ 抗菌、浄化作用、脂肪を落とす 腹痛、衰弱、頭痛、関節のこわばり、震え、麻痺、ヴァータ性症状
渋味 冷性 ⬆︎ ⬇︎ ⬇︎ 汗、下痢、血を止める、皮膚や粘膜の治癒を早める 便秘、ガス、衰弱、発作、麻痺、乾燥、ヴァータ性症状

 

食物の性質とドーシャへの作用

性質 食物の例 vata pitta kapha
重性 チーズ、ヨーグルト、小麦 ⬇︎ ⬇︎ ⬆︎⬆︎
軽性 大麦、ほうれん草、りんご ⬆︎ ⬆︎ ⬇︎
油性 乳製品、油、油性食品 ⬇︎ ⬇︎ ⬆︎
乾性 大麦、コーン、じゃがいも、豆類 ⬆︎ ⬆︎ ⬇︎
熱性 スパイス類、温度の高いもの ⬇︎ ⬆︎ ⬇︎
冷性 緑葉野菜、きゅうり、冷たい飲食物 ⬆︎ ⬇︎ ⬆︎

 

 

食材を見るとき、味や質を確認して増えている質があればその反対の質を選日ます。もしも、今冷えていて身体や気分が重たい時は同じ質のものを食べてしまうと更に重たくなります。そこで加熱をして水分を飛ばし軽い性質にしたり、辛味のスパイスで味をつけをすることで質を変化させて、自分の今も整えることができます

例えば、豆腐は冷たくて重さがあり水分をたくさん含みドッシリとして甘みがあります。そこで炒めて水分を飛ばしてスパイスを入れる。といった具合に調理していきます

 

 

ドーシャと味の関係

ドーシャ(エネルギー)が乱れやすい季節と時間は

 

VATA ヴァータ:風、空  初秋〜冬  2時〜6時、14時〜18時

冷性、変動性、軽性、乾性なので同じ性質を取りすぎるとヴァータを乱してしまいます。辛味、苦味、渋味も摂りすぎるとヴァータを乱すので 甘み、酸味、塩味のものをバランス好く摂りつつ食事の時間を規則正しくする事が必要です。食べる時はゆっくりとゆったりした気分で食べます。

 


PITTHA ピッタ :火  晩春〜夏  10時〜14時、22時〜2時

熱性、鋭性、少し油性、軽性、動性が同じ性質なので摂りすぎるとピッタを乱します。辛味、酸味、塩味の食べ過ぎも避け苦味、渋味、甘みを摂るとピッタが沈静されます。また長時間空腹にすることを避けます。ピッタは消化力が強いので規則正しい食と量を控えめにすると良いでしょう。

 


KAPHA カパ : 水、地  春   6時〜10時、18時〜22時

重性、冷性、油性、湿性が同じ性質なので軽い食事がお勧めです。甘味、酸味、塩味の食べ過ぎを避け辛味、苦味、渋みをとるもがお勧めです。量を食べ過ぎないように注意します。蜂蜜は例外で甘いけれどもカパを減らします。春の野菜のこの時期にしか食べられないふき、タラの芽などは苦味の野菜です。季節の野菜がカパを減らし冬の間に溜まってしまった毒素を排出するので理にかなっています

 

 

トリグナと食事の関係

アーユルヴェーダでは心も食事によって影響を受けると考えます。心には3つのドーシャとは別でトリグナという3種類の性質があります

性質
Sattva   サットヴァ 純粋性、善 平和で穏やか、誠実、バランスの取れた状態 新鮮、消化しやすいもの。オージャスを高める(心と身体を養う)           新鮮な野菜、炊き立てのお米、作りたてのご飯、新鮮な果物、ギー、黄金色のもの、アーモンド型、ミルク(インドでは牛は神聖な生き物)蜂蜜、美味しくて心地よい食べ物、その土地でできた旬のもの、愛情こもった料理
Rajas  ラジャス 激性、動性 怒り、利己的、過活動、神経質 体に熱を与え、活動的にする。劇質を与えピッタ、ヴァータを増加さる         激辛食品、熱を起こすもの(ニンニク、玉ねぎ)肉、カフェイン、アルコール、発酵食品、極端に酸っぱいもの、
Tamas  タマス 停滞、暗性 鈍い、希望がない、執着、不活発 身体を重くする。惰性を増加し、カパを増加させる               油っぽいもの、作り置きの食品、残り物、缶詰、冷凍物、保存良食品、レトルト食品、多量のアルコール

 

トリグナは物質を成り立たせている原理です。均衡に保たれていると良いです。日々、体内に取り入れて入れている食事もトリグナで分類できます。心に与える影響は多大です。どういうエネルギーを取り入れているかということを意識して体調の悪い時はこのエネルギーも重視していく必要性があります。

 

 

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